西川一誠知事は7日、記者会見を開き、9月補正予算案を公表した。一般会計には35億6150万2000円を追加し、累計額を4857億9339万円とする規模。
ふるさと人材の育成や子育て環境の整備など人口減少対策の追加、北陸新幹線の整備促進など、福井ふるさと元気宣言の施策をさらに充実するために必要な予算措置を講じた。
教育研究所移転整備事業には875万9000円を計上し、実施設計を推進。移転にあたっては、16年3月で閉校する春江工業高校の建屋を有効活用し、併せて、耐震性の低い自治研修所も移転させる方針だ。
その他の主な内容は次の通り((新)は新規)。
▽保育所施設整備補助事業 1億7099万2000円 民間保育所5カ所を追加
▽児童科学館リニューアル事業 4064万7000円
▽地域医療介護総合確保基金の積立 5億7134万5000円
▽サンドーム福井管理棟再整備事業 2280万円 実施設計
▽北陸新幹線埋蔵文化財発掘調査事業 1億1600万円
▽(新)丸岡城国宝化推進事業 187万4000円 実施主体は坂井市(補助率=県1/2)