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建通新聞社(中部)
2015/09/16

【三重】渋滞の温床、JR大谷踏切を拡幅 予備設計着手へ 津市 

 津市は、国道23号と県道10号を東西に結ぶ市道上浜町大谷町第一号線のJR大谷踏切の拡幅工事に、2018年度をめどに着工することを先日の市議会で明らかにした。今後は16年度にも拡幅工事の予備設計に着手する方針で、現在、JRと工事に向けた協議を進めている。
 津駅北側の国道23号と県道10号の中間当たりに位置するJR大谷踏切は、車1台分の通行幅しかなく、以前から渋滞発生の原因などを招いていた。
 この問題を解消するため、2・5bの現幅員を拡幅し、幅2・75bずつの対面2車線と幅3・5bの自転車歩行者用の道路を片側に設け、渋滞緩和や通行の安全性を確保する。拡幅工事に向けた測量業務を進めており、16年度をめどに予備設計に着手したい考えでいる。これに伴い、踏切から県道10号までの道路も同様に拡幅する。
 また、踏切手前の立体交差の高さ制限も現在の2・4bから3bに拡大する計画で、予備設計を進めている。

提供:建通新聞社