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建設経済新聞社
2015/09/08

【京都】北近畿にLNG基地等整備 9日に研究会が初会合

 京都府は、兵庫県と共同で北近畿におけるLNG(液化天然ガス)基地やLNGパイプライン整備についての研究会を設置する。
 国土強靭化の視点から、エネルギーセキュリティの強化に向けて研究を行うもの。9日に北近畿エネルギーセキュリティ・インフラ整備研究会(仮称)の初会合を京都市内で開く。
 研究事項は▽LNG供給体制の課題整理(輸送ルート、供給網、BCP(事業継続計画))▽京都舞鶴港でLNG受入基地整備のあり方▽パイプライン整備による阪神地域へのLNG供給(バックアップ)▽LNG発電事業及びLNG供給基盤を活かした地域経済の活性化▽その他、北近畿エネルギーセキュリティに関すること。委員は学識経験者として内藤克彦京都大学大学院経済学研究科特任教授、青山繁晴鞄ニ立総合研究所代表取締役社長、佐々木努鞄本総合研究所シニアマネジャー、経済界(兵庫県商工会連合会、神戸商工会議所、一般社団法人京都経済同友会北部部会、舞鶴市商工会議所)、エネルギー事業者(関西電力梶A大阪ガス梶A伊丹産業梶j、行政(経済産業省、兵庫県、京都府)。舞鶴市ほか関係市町はオブザーバーとして参加する。
 第2回研究会は10月初旬に開く予定。