【鳴門】鳴門市は、里浦町南部地区津波避難複合施設の建設事業について、9月補正予算案に建築本体の建設事業費として2016年度の債務負担行為限度額1億5000万円を設定した上で、6325万円を計上した。順調なら16年1月の建築本体の着工と16年度内の完成を目指し、年内をめどに工事発注する方針。
里浦町里浦字恵美寿5ノ1にある地区集会所近隣地にこの集会所の機能と地区消防分団詰所や分団用倉庫、災害時避難施設機能を集約した建物(津波避難複合施設)を整備する。計画規模は鉄筋コンクリート造3階建て延べ549平方b。1階に集会所と消防車庫、2階に消防分団詰所のほか、2階・3階と屋上に避難場所を設ける計画。
今後は計画地内の既設建物(里浦保育所と鳴南体育館)の解体工事の早期発注を目指すほか、16年1月の建築本体着工を見込み、年内をめどに工事発注する考え。施設設計は解体設計も含め四国建設コンサルタント鳴門出張所(鳴門市)が担当。
提供:建通新聞社