四日市市は、「南部新消防分署」を建設するため、設計を井元建築事務所(四日市市)に委託した。設計工期は2016年2月29日まで。工事は16年度に発注する予定だ。
建屋の計画規模は鉄骨造2階建て延べ583平方b。事務所、会議室、仮眠室、車庫(消防車1台、救急車1台)などを配置する。また、付属給油施設、付属ホース乾燥棟を整備する。
建設予定地は、県道44号宮妻峡線沿いの泊村字西奥4184の一部。敷地面積は約1700平方b。現況は山林。
また、市では17年度以降に「北部消防分署」(仮称)の新設も計画。16年度に建築設計に着手し、17〜18年度の2カ年で建設する予定だ。
建設地は中村町の県道64号上海老茂福線(通称富田山城線)四日市東インターチェンジ交差点付近。三重県が北勢地域広域防災拠点(敷地面積約2・3f)の整備を進めており、ヘリポートを設置する予定だった敷地面積約4000平方bに建設する。
建屋の規模は今後検討するが、防災倉庫を含んで鉄骨造2階建て延べ1500平方b程度を見込んでいる。事務所、会議室、仮眠室、車庫などを配置するほか、屋上にはヘリポートを整備する予定だ。
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建通新聞社