富山県は、県議会議事堂の耐震補強改修工事に着手する。9月補正予算案に債務負担行為(16〜17年度)19億9350万円を設定した。
議事堂(富山市新総曲輪地内)は71年建設され、規模がRC造4階建て延べ約6010平方メートル。本会議場や委員会室、会議室、議員控室、議会図書館、議会事務局などが入る。耐震診断により耐震性の不足が指摘され、13年度に耐震化対策等調査を実施した。耐震目標は県総合庁舎と同等のIs値0・75とする。工事期間中は、本会議や委員会を県庁大ホール、県民会館で開く。
設計は、富山県建築設計監理協同組合(担当=福見建築設計事務所、三四五建築研究所)。