建通新聞社(中部)
2015/09/07
【愛知】尾張農林 大塚井筋の活用 新規採択へ検討
愛知県尾張農林水産事務所は、宮田用水土地改良区が管理する大塚井筋の排水路を活用して、地域の浸水対策を検討している。2017年度の新規事業採択に向け、現在調整を進めている。
大塚井筋は、稲沢市と愛西市にまたがる宮田用水の用水路として整備されたが、用水はパイプライン化されたため、排水路として利用してきた。同地域には、浸水被害が発生する箇所があるため、大塚井筋を活用して、浸水対策を実施する。既設は3面張りのオープン水路。
今後、地元と調整して事業化を目指すため、早ければ下期に調査などを委託する予定だ。
提供:建通新聞社