倉敷市住宅課は、中庄団地の一部と中庄大寺団地をPFI事業(BT方式)で建て替える方針で、9月補正予算案に54億1739万円の債務負担行為限度額(2016〜18年度)を設定した。
スケジュールは、10月上旬に特定事業の選定、11月上旬に総合評価一般競争入札を公告、12月中旬から下旬に入札参加表明書受け付け・参加資格審査結果通知、16年2月上旬に入札書類受け付け、書類審査やヒアリングを経て3月下旬に落札者を決定し、6月ごろに事業契約を締結する。設計業務と各種申請等の行政手続きは7月ごろから、既存住宅等の解体撤去と建設工事を17年1月ごろから着手、19年2月ごろに引き渡しを行う予定。
同事業は、162戸の既存住宅と付帯施設を解体撤去し、新たに300戸(1万5900平方b以上)の市営住宅と付帯施設を整備する。実施する業務範囲は、事前調査、設計、既存住宅等の解体撤去、建設と工事監理−などを想定している。
(提供:建通新聞社)