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日本工業経済新聞社(群馬)
2015/09/04

【群馬】建設事業協組と県が意見交換会


群馬県建設事業協同組合(青柳剛理事長)は2日、前橋市農協で県と意見交換を行った。道路パトロールや清掃について活発に意見を交わしたほか、新たに開発された災害情報共有システム『ぐんケン見張るくん』(組合道路パトロール用)の紹介も行われた。
冒頭、青柳会長は「ことしで6度目となるが、昨年も『有意義だった』という意見をいろいろな場面で聞いている。県内各地の土木事務所の皆さまと直接顔を合わせて議論をすることは大事なこと」と意見交換の意義を語るとともに「発注者と県民の期待に応えるべく、品質はもちろん、全てにわたって競争力と活力のある組合に脱皮すべく、さまざまな取り組みにチャレンジしている。ことしはITを使った災害情報共有システム『ぐんケン見張るくん』組合版を導入する予定。常に見つめるのは時代に合った生産性の上がる仕事の進め方だ」とあいさつした。
県道路管理課の若田部純一課長は「回数を重ねるごとにいい意見交換ができると思う。道路はつくるだけはない。安全で快適に利用するための維持管理は未来永劫進めなければならない。効率的に道路管理を進めるために連携をさらに強化していきたい」と呼び掛けた。
『ぐんケン見張るくん』(組合道路パトロール用)は、同組合作業班がスマートフォンを用いてシステム上に写真や事象、場所、日時などの情報を送り、県県土整備部や同組合の担当者がパソコン上でそれらの情報を共有する仕組み。パトロール情報を閲覧しながら情報送信者に対応を指示することも可能となる。
その後、同組合事務所に移動して清掃機械車両のデモンストレーションも行われ、路面や側溝、壁面、ガードレール清掃が実演された。見学した県職員は同組合の清掃能力に目を見張っていた。