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建通新聞社(中部)
2015/09/03

【愛知】豊田市 名鉄三河線連続立体交差事業で仮線建設へ

 豊田市は、名鉄三河線連続立体交差事業で、仮線建設のための周辺構造物調査に着手した。中日本建設コンサルタント(名古屋市中区)に業務を委託、2016年3月10日までの履行期限で調査を進める。
 今回の委託では、既存の鉄道北西側に沿って建設する仮線に伴い、影響する若園小学校の正門への進入路や、周辺の道路と合わせた付け替えの検討を行う。また、鉄道を跨ぐ横断歩道橋やアンダーパスなど現在の構造物に対して、仮線建設に伴う支障や影響について調査する。
 同事業は、名鉄三河線若林駅前後の花園町から若林東町までの延長約2・3`を対象に、鉄道高架の事業化を目指しており、15年度末の都市計画決定を見込む。高架橋と仮線は同市が設計費を負担し、名鉄で概略設計を進めている。
 同市では今後、16年度に事業認可の手続きを行うほか、仮線の詳細設計に着手する予定。また、17年度には用地測量により境界を確定し、用地取得に着手する。現時点では19年度の仮線工事への着手が見込まれる。

提供:建通新聞社" target="_blank">