日本工業経済新聞社(茨城)
2015/09/03
【茨城】県がまち・ひと・しごと創生総合戦略の骨子案説明
県議会・地方創生に関する調査特別委員会(飯塚秋男委員長)の第6回会合が8月28日に開かれ、「茨城県まち・ひと・しごと創生総合戦略」の骨子案について執行部(県)から説明を受けた。
県側の骨子案には、◇地域の特性を活かした再生可能エネルギーの導入◇鹿島臨海工業地帯の競争力強化◇企業誘致や県内物流のさらなる推進◇林業や木材産業の活性化◇水郷筑波サイクリング環境整備事業をはじめとした各施策によるおもてなし◇「小さな拠点」や「コンパクトシティ」への支援◇公共施設の計画的な更新―などが盛り込まれた。
議会側は、この骨子案にハード面の整備などを盛り込むよう中間報告書として9月29日の次回会合をめどに取りまとめ、県へ提言したい考え。
これを受け、県側は10月をめどに総合戦略をまとめる方針だ。
そのほか当日は、筑波大学大学院教授でサイバーダイン且ミ長兼CEOの山海嘉之氏から意見聴を行った。