大野町は、「道の駅」整備の実施設計者を大建設計・大日コンサルタント設計共同企業体(ともに岐阜市)に特定した。9月上旬に契約し設計に着手する。設計工期は2016年3月25日まで。
今後のスケジュールは、16年度に用地を取得して16年秋ごろから工事に着手する。完成は17年度を予定している。
設計の主な内容は、土木関連施設として敷地造成、駐車場、公園、給排水施設、防災施設、植栽などの実施設計、建築施設の基本設計、実施設計など。
同事業は、将来的な東海環状自動車道西回りルートと大野・神戸インターチェンジ(IC)(仮称)の開通による経済効果などを最大限に生かすために計画した。地域では、人と物の動きが大きく変化し、地域間交流の促進や工場などの新たな立地の可能性が高まることが期待されている。
基本計画では、物販施設の規模は約550平方b、飲食施設は約355平方b、ショップは約210平方b、多目的施設は約190平方b。そのほか、公園が約5000平方b、駐車場が約9000平方bなど。
建設地は、下磯地内の県道岐阜関ケ原線沿いで整備中の東海環状自動車道の大野・神戸IC(仮称)建設予定地に近接した敷地面積約2万7000平方b。
基本計画はテイコク(岐阜市)が担当した。
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建通新聞社