鹿児島建設新聞
2015/09/02
【鹿児島】鹿児島港湾合同庁舎設計、最優秀提案に梓設計
国土交通省九州地方整備局は、「鹿児島港湾合同庁舎(27)設計業務」の公募型プロポーザル(環境配慮型プロポーザル方式)で最優秀提案者に梓設計を選定した。近く、契約を行う。履行期限は2016年12月25日まで。16年度予算概算要求には初年度工事費として4億7600万円を盛り込んだ。
現庁舎は、築後50年以上が経過。躯体は地耐力に余裕がなく、改修による荷重の増加に耐えられず耐震改修ができないため、移転建て替えを計画した。
建設場所は、鹿児島国道事務所横の鹿児島市浜町35−2。敷地面積は2541.64u、建物規模はRC造8階建5279u。16−18年度の3カ年で整備。全体事業費は24億4800万円を見込んでいる。
なお、最優秀提案者以外の技術提案者は、安井建築設計事務所、松田平田設計、西日本技術開発の3社。現庁舎は新庁舎完成後に解体するが、跡地利用についてはまだ決まっていない。