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日刊建設工業新聞
2015/09/01

【鳥取】県土整備部補正/鳥取空港賀露線1・5`調査 砂防維持など7700万円

 県土整備部は8月31日、9月補正案7700万円の概要を固めた。補正後の同部公共事業費は466億6000万円。11日開会予定の9月定例会に提案する。
 単県道路調査費は2300万円を計上。今年5月から現地調査を進めている鳥取空港と鳥取港を結ぶ連絡道路1・5`で、測量設計や用地基礎調査を実施する。また、南部町・原工業団地に向かう国道180号阿賀交差点の改良設計に着手する。
 防災対策では、砂防維持修繕費に1900万円を充て佐崎川、別所川など4カ所の護岸修繕、青谷C地区の急傾斜で落石防止網を修繕する。単県急傾斜地崩壊対策事業は、今年4月に土砂崩れがあった小沢見地区(鳥取市)の民家裏で対策に着手する。
 このほか鳥取空港の国内線ターミナルビルに到着者用のエレベーターを設置する。鳥取空港ビル鰍ェ整備する費用(6100万円)の一部3050万円を補助する。9月補正案の概要は次の通り。
▽単県道路調査費2300万円=仮称・鳥取空港賀露線1800万円、国道180号阿賀工区500万円。
▽砂防維持修繕費1918万円=佐崎川(八頭町)、別所川(伯耆町)、宮川(大山町)、津久谷川(日南町)の護岸修繕、青谷C地区の急傾斜施設修繕、小瀬谷川(岩美町)の堆積土砂撤去。
▽単県急傾斜地崩壊対策事業2000万円=小沢見地区の測量設計。
▽鳥取空港バリアフリー化事業3050万円=国内線ターミナルビル(到着者用)のエレベーター設置(鳥取空港ビルに補助)。