高橋邦芳村上市長は、インタビューに応じ、雇用促進・地域活性化のため、将来的に新たな工業団地を整備したい考えを明らかにした。
高橋市長は、地域間連携で雇用を生み出すことの重要性を説きながら、「提供できる用地が市内に少なくなっており、市外に進出するケースも出てきている。新たな工業団地整備も視野に入れながら、(雇用促進へ)しっかりと取り組みたい」と意欲を示した。
現在、坪根地内の村上市工業団地(区画総面積15万2853平方メートル)は分譲を終えており、松沢ほか地内の神林工業団地(同13万1292平方メートル)、府屋地内の山北工業団地(同4万2621平方メートル)の2団地においても、分譲可能面積が残りわずかとなっている。
村上市は、自然災害が少なく、用地も安価であるほか、日本海沿岸東北自動車道により、高速交通網へのさらなるアクセス向上が期待されている。