日本工業経済新聞社(埼玉)
2015/09/01
【埼玉】飯能市が実施向けて飯能住まい制度を検討
飯能市は都心から約50km圏内にありながら豊かな自然環境に恵まれている市の特性を生かし、新たな住宅制度として飯能住まい制度について実施に向けた検討を進めている。制度を導入することで、人口減少に歯止めをかけること、地域コミュニティ活性化、賑わい創出などを期待している。
優良田園住宅の建設の促進に関する法律に基づく宅地開発を可能とするとともに、市独自の視点で農のある暮らしをはじめ、子育て支援、教育環境、雇用創出、交通政策などの政策を効果的に実施することで、魅力的な住環境整備を行うもの。制度は市主体で基盤整備を行うのではなく、県などとの協議を経て市が定める基本方針を広く公表するとともに実施に必要な例規整備を行うことで、市民や業者による民間開発を誘導する。