富山市は9月補正予算案に、八田橋架替事業として1期事業の継続費8億1555万8000円を設定した。全体事業費は14億5000万円で、今秋に1期本体工事を発注する。
いたち川に架かる綾田北代線八田橋は64年に完成し、永楽町と牛島新町を結ぶ。橋長は26・8メートル、幅員26・2メートル。交通量が多く、中央部に富山ライトレールも走る。橋桁にひび割れが生じるなど老朽化が進行しているため、軌道部分を除く上・下流側を架け替える。
新橋梁はポータルラーメン橋で、1期上流側36メートル、2期下流側36・3メートル。今年度から3カ年で上流側架替を推進。2期事業は下流側の橋梁架替で、18年度から2カ年で4億4700万円を投じる。3期事業(20〜22年度)では、1億8744万2000円をかけて既存橋脚撤去に取り組む。
設計はアンジェロセックが担当。