設楽町は、移転により新たに整備する「歴史民俗資料館」(仮称)建設計画のうち、展示に関する基本設計者をプロポーザルにより、乃村工藝社中部支店(名古屋市中区)に特定した。契約締結の後、2015年度末までの履行期限で内容を詰める。施設建築設計については、15年度に基本設計を実施するため、9月以降にプロポーザルにより設計者選定を行う。
展示基本設計では、展示面積500平方b程度の範囲で全体意匠やレイアウトを検討するほか、展示アイテムや展示設備の基本設計や積算などを行う。また、施設建築基本設計では、木造や鉄骨造などの構造や階数のほか、延べ床面積として2000平方b程度を確保できるかなどの検討を行う。
同事業は、田口地内の歴史民俗資料館「奥三河郷土館」を、清崎地内の国道257号沿いに移転新築する計画。敷地面積約5000平方bを対象に、歴史民俗資料館を建設するほか、道の駅機能を持つ施設を併設、整備する計画。
15年度に基本設計を行った後、16年度に実施設計、17年度と18年度で建設する予定。施設を含めた周辺整備の基本構想の策定は大日本コンサルタント中部支社(名古屋市西区)が担当した。
提供:建通新聞社" target="_blank">