「防災の日」に合わせ防災力の向上を目指そうと、三重県建設業協会が主催する「実働防災訓練」が9月2日、亀山市内で行われる。同訓練に先立ち、1日には国、三重県、三重県建設業協会が参加する官・民連携の「初動体制のための情報伝達訓練」を行い、2日間をかけて、災害発生時から応急復旧活動に至る連動した防災活動の確認と実証を行う。
初動体制のための情報伝達訓練には、国土交通省中部地方整備局三重河川国道事務所、北勢国道事務所、紀勢国道事務所、三重県、三重県建設業協会が参加する。同協会が独自開発した「情報共有システム」を利用し、被害情報の収集や共有システムの有効性を検証するため、前年度に引き続き実施する。
実働防災訓練は、同協会が主体となって行う初めての訓練で、三重河川国道事務所、三重県が共催する。時間は午前9時から。会場は、亀山市関町木崎の鈴鹿川勧進橋上流左岸河川敷グラウンド。県内全域の会員企業が、重機などの応援資機材を持ち寄り、道路啓開訓練、浸水地域解消訓練、応急仮設橋設置訓練の3種類の応急復旧活動を実践する。
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建通新聞社