豊橋市は、総工費約18億円を投じ、豊栄町地内に「東部配水場」を新設する。9月上旬をめどに実施設計を委託、詳細をまとめる。2016年度は用地造成工や場内配管工のほか、配水池本体工の一部工事に着手したい考え。20年度の竣工を目指して施工を進める。
計画によると、新設する東部配水場には、配水池(プレストレストコンクリート製2500立方b×2池)のほか、ポンプ施設、自家発電施設、塩素注入施設、中央監視操作施設、小水力発電設備などを整備する。今回の実施設計で施設の詳細を検討する。
配水場を新設することで、愛知県が整備を進めている配水管路「豊橋城下線」から受水し、市内の東部や南部に配水する狙い。
配水場内には、市が整備する配水池などのほか、愛知県東三河水道事務所が流量計設備を建設する計画。15年度下半期に実施設計、18年度に工事を発注する予定だ。建屋の規模は鉄筋コンクリート造平屋約45平方b。
整備予定地は豊橋市豊栄町字東。敷地面積約6700平方b。
提供:建通新聞社" target="_blank">