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建通新聞社(中部)
2015/08/27

【愛知】春日井市 まなび交流C 工事を17年度

 春日井市は8月21日、総務委員会で藤山台小学校(旧藤山台東小学校)施設などの整備について報告した。同整備は高蔵寺ニュータウンまちづくり推進事業として進めている。2015年1月から検討してきた藤山台中学校区旧小学校施設活用検討懇談会の提案を基に、「藤山台中学校区旧小学校施設の活用のための基本方針」を6月に策定した。この方針に基づいて、藤山台小学校施設周辺を「まなびと交流のセンター」として、東部市民センター周辺を「にぎわいのセンター」として一体的に整備していく考え。
 藤山台小学校は子育て世代、高齢者などの多様なニーズに対応したコミュニティサービスを提供し、多世代交流ができる複合施設に改修・整備する。施設の用途は図書館、児童館、地域包括支援センター、コミュニティカフェ、NPO活動の場。民間活力を導入し整備・運営の実現方法などを調査・検討していく。
 藤山台小学校は校舎が鉄筋コンクリート造3階建て延べ3577平方b、体育館が鉄骨造平屋605平方b。所在地は藤山台1ノ1で敷地面積は約1万5000平方b。今後の整備スケジュールは、15〜16年度に設計、17年度に整備工事、18年度に施設開所を予定している。
 東部市民センターは行政機能や公民館機能を維持して、地域住民の生活支援や生涯学習活動支援を行い、500人規模のホールがある特色を生かした施設とする。集会室・音楽スタジオを拡充し図書室を縮小する。
 東部市民センターは鉄筋コンクリート造3階建て延べ5838平方b。図書室は3階にあり面積は616平方b。今後の整備スケジュールは17年度に設計、18年度に3階部分の整備工事、19年度に施設開所を予定している。
 そのほか、老朽化した藤山台保育園を藤山台小学校東側の烏洞公園敷地に移転、藤山台調理場跡地を公園代替地として整備し、藤山台保育園跡地はUR都市機構に返還する予定としている。

提供:建通新聞社