玖珠町は、町内帆足の豊後森機関庫公園に「豊後森機関庫ミュージアム」を整備し、機関庫の歴史や「ななつ星in九州」のデザインを手がけた、水戸岡鋭治デザイナーの作品展示施設を11月上旬にオープンすると発表した。
機関庫の西側にある、既存の建屋を改修して設置する施設は、W造平屋建て133・36平方b。事務所(ミュージアムと施設内の管理、ミニSLの運行管理に当たる)、展示室(旧豊後森機関庫に関する資料、水戸岡鋭治氏の作品)、公共トイレを設ける。
施設は、潟hーンデザイン研究所(東京都、水戸岡所長)がデザインし、内・外装は地元産のスギ材をふんだんに使用する。
設計、監理は矢野設計工房1級建築士事務所(玖珠町)、施工は牛h范ヌ建装(同)が請け負っている。
同町は25年12月に、同研究所に町のグランドデザイン事業(将来構想)を27年11月までの2年間の契約で委託しており、町は、このデザインをもとに豊後森機関庫、豊後森駅、駅通り商店街、森町の町並み、切株山の5地区の活性化策を検討することにしており、同機関庫が初めての企画となる。
提供:
大分建設新聞社