お知らせ
地方ニュース
日本工業経済新聞社（群馬）
2015/08/26
【群馬】前橋市が新前橋駅周辺で土地区画整理事業を計画
前橋市は、本年度から新前橋駅周辺のＡ６・６haを対象とした新前橋駅前第三土地区画整理事業に着手する。事業は、精算期間である５年間を含め２０２７年度までの完了を目指しており、総事業費には約13億円を試算している。本年度は、仮換地指定の原案を作成しているところで、来年度に原案を公表し複数年かけて仮換地指定を進めていく。
同事業の対象区域は、箱田町などで進められている新前橋駅前第二土地区画整理事業区域の西側で、南側には都市計画道路南部大橋線が走っている。
区域面積は６・６haで、北西に約２０００㎡の公園も整備する。道路計画は南北に走るＷ10・５ｍの幹線道路をＬ２１２ｍ、東西に走り、南部大橋線と接続するＷ12ｍの幹線道路をＬ３６０ｍをそれぞれ整備する。このほか、Ｗ６ｍの路線を12本（Ｌ約１１６０ｍ）を新設する。
区域内にある戸数は25戸で、これまでに地元説明会や現地測量を進め、２０１３年度には計画案を作成した。ことしの７月に事業が決定され、現在は道路の測量や設計を作成しているところ。来年度に仮換地指定の原案を公表し、複数年かけて指定を進めることから、着工までには時間がかかる見通し。
事業期間は、本年度から２０２７年度末までの13年間を予定しているが、後半の５年間は精算期間に充当させる予定のため、実質的な事業期間は８年程度を見込んでいる。
なお、同事業区域と隣接する新前橋駅前第二土地区画整理事業は、本年度までが換地処分の予定年度となっており、完了に向けて事業が進捗している。
