情報通信設備の設計・施工などを手掛けるNDS(名古屋市中区千代田2ノ15ノ18)の伊藤卓志社長は、同社三重支店を工業団地中勢北部サイエンスシティに移設するため、8月24日に津市と立地協定を結んだ。今後は2016年8〜9月ごろの着工を目指し、施工者の選定を進めていく。操業開始は17年6月を予定している。
中勢北部サイエンスシティの産業区域のうち1万1491平方bの土地を取得し、現在住吉町に位置する三重支店を移設する。新支店の施設規模は確定していないが、敷地面積の2〜3割程度に当たる約2000〜3000平方bの延べ床面積を見込んでいる。新支店のほか、資材の保管倉庫などの建設も同時に計画している。建設工事費などを含めた総投資額は約10億円になる見通しだ。
調印式で伊藤社長は「工業団地への進出が決まり、気持ちを新たに事業を展開していくとともに、いざ災害が発生した際には情報通信の面で津市に貢献したい」と話した。
建設地は津市あのつ台2ノ2ノ4。
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建通新聞社