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建通新聞社四国
2015/08/25

【香川】善通寺市 「新市庁舎建設に関する基本的な考え方」案を公表

【善通寺】善通寺市は、新庁舎建設に向けた方向性を示す「新庁舎建設に関する基本的な考え方(案)」を19日に公表した。9月18日までパブリックコメントを募集している。
 案では、事業スケジュールとして2015〜16年度までに基本構想・基本計画を策定、16〜18年度に基本・実施設計を行い、19年度に着工、20年度末の完成としている。建設場所については、地方自治法などさまざまな条件で検討した結果、現市庁舎の敷地が望ましいとしている。庁舎の規模については、市の人口予測や職員数を総務省の基準に基づく試算や他の自治体事例で試算した結果、想定床面積を6100〜8500平方bとした。
 また新庁舎に対しては、行政・議会・市民利用といった従来の機能に加え、危機管理機能として防災拠点としての設備やシステムを求められるほか、低炭素型の庁舎として自然エネルギーの活用、省エネルギー化も求められる。
 現市庁舎(写真)は、10年度に行った耐震診断で緊急に改修等の措置を講ずる必要のある危険度が最も高い「総合評価A」と判断されている。15年3月に公共施設整備等調査特別委員会が市長に対し「耐震補強ではなく現在位置で新庁舎建設」の意見を提出している。既市庁舎の規模は、鉄筋コンクリート造3階(塔屋4階)建て延べ4220平方b。敷地1万3144平方b。所在地は文京町2。

提供:建通新聞社