建通新聞社(中部)
2015/08/24
【愛知】海部農林 大膳地区で排水機場移転
愛知県海部農林水産事務所は、地盤沈下対策河川緊急整備事業のうち、大膳地区の調査測量設計を指名競争入札で若鈴コンサルタンツ(名古屋市西区)に委託した。委託工期は2016年3月18日まで。予定価格は5999万4000円で、落札金額が5650万円。
計画では、海部建設事務所が災害時の緊急輸送路として、日光川に防災道路を整備しているが、現在整備している近畿鉄道の線路交差部付近に大膳排水機場があるため、移転させる。
なお、大膳排水機場にかかるのは新設する道路の歩道部のみのため、道路整備は車道部を先行して整備し、現在の整備区間を17年度中に供用開始させる予定だ。防災道路は、全長が約20`、幅員が9・75b。構成は2車線片側歩道。約5・8`が供用開始となっている。排水機場については、今後スケジュールを決定する。
業務は、径800_の立軸斜流2台を移転させるための設計を行う。排水量は毎秒3d(2台計)。建設地は蟹江町蟹江新田。
提供:建通新聞社