中津川市は、「神坂パーキングエリア(PA)・スマートインターチェンジ(IC)」の整備を計画しており、地区協議会設立に向けた第1回準備会を開いた。2回目の準備会を秋以降、3回目の準備会を年度末に開き、地元調整が図れた段階で地区協議会を設立する。その後、詳細設計などに着手する予定でいる。
同計画は2008年度から検討され、10年度には中央コンサルタンツ岐阜事務所(岐阜市)で予備設計を行ったが、地元の同意が得られず事業が止まっていた。15年度に国土交通省がスマートICの必要性を直轄で調査する「準備段階調査」を行うことがきっかけとなって、準備会を設立した。
計画では、中央自動車道の上下線にある神坂PAの双方から利用できるスマートICを整備する。地形が険しいため、付帯道路や橋梁なども整備する。事業主体は料金所から内側をNEXCO中日本、外側を市が担当する。
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建通新聞社