豊田市は、「藤岡地域核都市再生整備計画」の基本設計業者選定で、プロポーザルによりシーラカンスアンドアソシエイツ(名古屋市中区)を特定した。藤岡支所庁舎の建て替えとともに生涯学習センター「藤岡交流館」を移転併合、複合施設として建設するもので、施設内容や施工スケジュール、概算事業費などについて内容を詰めていく。
計画によると、複合施設は現在の藤岡支所駐車場に建設する。完成後に現庁舎を解体撤去、駐車場として整備する。施設規模は支所庁舎部分が面積約1000平方b、交流館部分が約1500平方bとして合計面積約2500平方bを想定している。
現在の藤岡支所庁舎は、鉄筋コンクリート造3階建て延べ2690平方b。藤岡交流館(藤岡飯野町田中245)は、鉄骨造2階建て延べ1430平方b。移転後の施設利用などについては今後検討する。
同事業は、支所庁舎と交流館を合築することで地域の核と位置付ける。行政関係機関の集約による行政サービスの利便性向上、生涯学習やふれあいの場として地域住民に親しまれる地域の拠点を整備する。複合施設建設のほか、バスターミナルの整備や進入路整備などを実施する。
今後の主なスケジュールは、2016年2月16日までの履行期限で基本設計を完了させ、16年度に実施設計、17〜18年度で建築工事を実施する。19年度に現庁舎の解体と外構工事を行い、20〜21年度で進入路を整備する計画。
提供:建通新聞社" target="_blank">