子育て支援に取り組む久御山町は、老朽化が進む佐山保育所(佐山北代44−1/昭和47年竣工)の移転新築を計画、27年度は実施設計を進める。
計画によると、佐山幼稚園(佐古田中2/平成2年竣工)の園庭に佐山保育所を移転新築し、幼保一体的な機能を備える認定子ども園「(仮称)さやまこども園」として整備する。それに伴い、同幼稚園の一部改修工事を実施し、隣接する町保有の佐古内屋敷公園(敷地面積1491u)を園庭に改修する。
設計は日匠設計(大阪府松原市)が担当。
現在の佐山保育所の規模はRC造2階建、延837u。整備後、新園舎はRC造2階建一部平屋建で延約1600uとなる。渡り廊下で幼稚園と接続し調理室の他、一時保育などに対応する施設等も配置し延べ面積約2600uの幼保一体施設となる。
今後のスケジュールは、28年3月末までに実施設計を終え、その後、工事入札し6月議会に工事請負契約案を提出する。7月に着工予定。保育所の移転新築工事を29年3月末に完成させ、その後、幼稚園の改修工事を進め29年8月末までに整備を行う。