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建通新聞社(中部)
2015/08/20

【愛知】北名古屋市 県道春日井稲沢線「西ノ川」交差点付近を拡幅

 北名古屋市は、県道春日井稲沢線の「西ノ川」交差点付近と、交差点北側の市道B―803号線の拡幅整備を計画しており、交差点改良の調査設計を中央コンサルタンツ(名古屋市西区)に委託した。設計工期は2016年3月まで。
 県道春日井稲沢線以南の沖村地区は現在、沖村西部土地区画整理事業を進めており、企業の誘致・立地をするため、新たに工業系市街地を開発している。特に、大中企業立地地区11・6f、中小企業立地地区2・7f、既存企業立地地区3・8fの整備に併せて、事業地区内の道路も拡幅する。
 西ノ川交差点南側は区画整理事業で拡幅し、交差点付近は幅員17b(2車線と右折車線、両側に幅員3・5bの歩道)に拡幅する。県道への右折進入や南北の往来時に渋滞などを招かないように、交差点北側も拡幅する。
 設計範囲(B―803号線)は、交差点から北側の水路までの延長約120b、幅員10b。2車線と右折車線、歩道は片側(現サークルK側、幅員約2・5b)の合計10bに拡げる。
 工事は16年度以降に発注する予定。着工時期などの詳細については設計で詰めていく。工事は、整備地区周辺にある田畑の農繁期を避けて行う可能性もあるため、工期は複数年度を要することも想定している。

提供:建通新聞社