南魚沼市は、魚沼市、湯沢町と共同で計画する新ごみ処理施設の建設候補地について、公募により選定する方針であることを明らかにした。
現在、2市1町の職員で構成する検討委員会において募集要項の協議を進めており、9月議会での承認をもって秋にも公表したい考えだ。公募は行政区を対象に実施し、立地条件などを検討した上で絞り込みを図る。
2市1町共同で新たなごみ処理施設を整備するもの。敷地面積に2ヘクタール、可燃ごみ焼却施設、不燃ごみ処理施設に加え、資源ごみのリサイクル施設の設置も視野に入れている。施設を一本化することで、ごみ減量化とリサイクルの促進、施設建設と維持管理に係る経費節減、能率的な住民サービスなどのメリットがあるとしている。
新施設の処理能力は、可燃ごみ焼却施設が概ね150トン/日、不燃ごみ処理施設が概ね10トン/日、建設費は約120億円を想定している。