和気町教育委員会は、幼稚園・保育園の統廃合事業に着手、3件の幼児施設の統合の設計をあい設計(岡山市)に委託した。
基本設計で規模などのたたき台を作成し、地元と協議を進める。年度内に実施設計を完了させ、2016年度早々にも工事入札を実施する予定。
同事業は、少子高齢化、人口減少などから将来に向けた望ましい学校園の適正規模・適正配置を実施するため、17年4月1日の開園を目指し、佐伯保育所に佐伯幼稚園を増築し、幼保一体施設とする。また、日笠幼稚園、藤野幼稚園、和気幼稚園および石生幼稚園の4園を現在の藤野幼稚園の位置に統合、さらに藤野幼稚園に藤野保育園を増築し幼保一体施設とする。そのほか、本荘幼稚園に初瀬保育園を増設し、一体施設とする。
それぞれの規模は設計の中で固めるが、14年12月に策定した基本計画では1学級の規模は3〜30人と適正規模を示している。
(提供:建通新聞社)