可児市は2018年春の開館を目指す「可児駅前子育て・健康・にぎわい空間℃{設(仮称)」の建設について、基本設計案を公表した。8月25日まで同案に対するパブリックコメントを募集している。
施設の配置は、駅前広場側に西棟(本体建物)、道路を挟んだ可児川側に東棟(駐車場建物)を建設し、両棟を屋根付きの上空通路でつなぎ一体化する。
規模は、西棟が鉄骨造3階建て延べ約4900平方b、東棟が同3階建て延べ約3510平方bで、上空通路部分は約130平方bとなる。基礎形式は直接。
西棟は1階に児童センター、2階に行政機関、3階に保健センターなどの主要機能を集約し、東棟には1、2階に立体駐車場(約90台分)、3階に親子サロンを設ける。
建設地は可児駅東土地区画整理事業地域内(下恵土地内)の敷地4928平方b。概算建設事業費は30億8000万円。
今後はパブリックコメントを踏まえて基本設計を完了し、9月から16年3月まで実施設計を行う。建設工事は16年9月の着工を目指して発注する。開館は18年春を予定している。
実施設計は基本設計を担当した香山壽夫建築研究所(東京都文京区)に随意契約で委託する予定だ。
提供:
建通新聞社