美浜町が計画する「美浜町多目的屋内運動場建築工事」の起工式が10日、松原・久々子地係で執り行われ、山口治太郎町長をはじめ、県や町の議員、設計・施工業者らが出席した。
神事では地鎮の儀や玉串奉奠を行い、工事の無事安全を祈願した。
山口町長は「関係者の皆さんの協力で、工事が現実のものとなり大変嬉しく思う。町民の体力の向上や地域活性化に向けて大いに役立つことを祈っている」と期待を込めた。
建設規模はS造で建築面積は2399・85平方メートル。ゲートボールコート4面分程度のアリーナ、管理室、会議室などを収容する。完成は16年3月25日を予定している。
設計監理は山口設計事務所と福井県建設技術公社、施工は谷口工務店・武田組JV、金吾設備、シンコウ建設が担当。
多目的屋内運動施設を新たに整備することにより、生涯スポーツ活動や健康体力づくりに対するニーズに対応。生きがい活動の場として活用し、健康で明るい生活の実現を目指す。
また、ゲートボールやグラウンドゴルフなどの大きな大会を誘致することで、愛好家の誘客を行い交流人口の増大を図るもの。