建通新聞社(中部)
2015/08/10
【愛知】一宮建設事務所 新濃尾大橋橋脚工を公告へ
愛知県一宮建設事務所は、新濃尾大橋の橋脚2基の下部工を一括して、第3四半期に総合評価落札方式による一般競争入札(本庁契約)を公告する予定だ。
対象はP5とP6橋脚で壁式橋脚。基礎はニューマチックケーソン基礎。工期は約24カ月。
これまでは、1基ずつの施工で、2基を一括して施工するのは初となるため、仮設計画などを見直している。合わせて、今後の施工計画も検討している。業務はオリエンタルコンサルタンツ中部支店(名古屋市中村区)が進めている。
同橋の延長は759b、幅員は11・5b。片側2車線ずつで片側に歩道を設置する。構造は5+4径間連続鋼非合成箱桁橋。
橋脚は岐阜県側からP1〜P8の8基設ける。最も愛知県側のP8橋脚はすでに完成している。また、P7橋脚は14年度に着工し、15年度中に工事を完了する予定。 残るP1〜P4橋脚は16年度以降に着工する。
橋台については、建設地が堤防部分となるため、河川管理者の国土交通省に委託している。すでに2基とも工事に着手しており、16年度に工事を完了する予定。
提供:建通新聞社