建通新聞社(神奈川)
2015/08/07
【神奈川】横須賀市へのトレセン誘致で要望書、遠藤五輪担当相に協力求める
ナショナルトレーニングセンター拡充施設・横須賀誘致委員会(竹内英明会長)は8月6日、遠藤利明東京オリンピック・東京パラリンピック担当大臣に対して、ナショナルトレーニングセンター拡充施設の設置について要望書を提出し、横須賀市への冬季、海洋・水辺系、屋外系競技の施設の開設に向け協力を訴えた。
日本選手の国際競技力の向上に向けて、トップアスリートの強化拠点である「ナショナルトレーニングセンター」(東京都北区)の機能を強化するため、文部科学省では現在、基本設計の事業者選定を行っている。また、冬季競技、海洋・水辺系競技、屋外系競技、高地トレーニングの拠点の在り方などについて有識者会議を設置し、検討を進めている。
ナショナルトレーニングセンター拡充施設・横須賀誘致委員会は、このうちの冬季、海洋・水辺系、屋外系協議を対象とした施設の横須賀市への誘致活動を行うため2014年6月に発足した。6日に提出した要望書では、横須賀市への誘致の理由として@羽田空港から近く高速道路網や鉄道網など利便性に優れているA屋外競技に適した丘陵地があり、水上競技の適した自然海岸に面しているB一年を通して安定した気候である―ことを挙げて、センターの拡充施設の候補地として有望な条件が整っていると説明した。
提供:建通新聞社