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建通新聞社四国
2015/08/07

【愛媛】吉田高校特別教棟など設計3件を委託 愛媛県

愛媛県は、吉田高校特別教棟新築など学校施設の耐震化を図るために建て替える3件の設計を委託した。2016年度の着工を目指す。吉田高校特別教棟新築は鳳建築設計事務所(松山市)に委託、期間は16年1月31日まで。小田高校体育館新築は堀建築研究所(西予市)に委託、期間は16年1月31日まで。今治西高校武道場新築は宏朋(西条市)に委託、期間は12月31日まで。
 吉田高校特別教棟(第5教棟)は、1974年に建設され建築科教棟として利用されてきたが、築後40年近くが経過し、耐震性が劣るとともに老朽化も著しいことから既存の建物を解体し現地に新施設を建設することとなった。
 新施設規模は鉄筋コンクリート造4階建て延べ1312平方b。解体する既存施設規模は鉄筋コンクリート造4階建て延べ1476平方b。ほか体育館や他特別教棟とを結ぶ渡り廊下3棟も建て替えられる(延床面積34平方b、70平方b、14平方b)。場所は宇和島市吉田町北小路甲10。
 小田高校体育館は、内子町営体育館を利用しており、71年に建設された武道場が老朽化および耐震性能が劣ることにより建て替えを行うこととなったため、体育館に武道場、卓球場、体育教官室などを合わせた建物を新築することとなった。
 新施設規模は木造平屋1368平方bと屋外便所が木造平屋32平方b。解体される既存施設規模は武道場が鉄骨造平屋330平方b、卓球場が同造平屋134平方b、体育教官室が同造平屋16平方b、屋外便所がコンクリートブロック造平屋33平方b。場所は内子町寺村978。
 今治西高校武道場は、69年に建設されたもので、耐震診断を行った結果、改修補強工事による対応ができないため、老朽化が激しい64年と73年に建設された運動部部室とを建て替えることとなった。
 新施設規模は鉄筋コンクリート一部鉄骨または木造2階建て延べ1056平方b。部室が木造2階建て延べ269平方b。ほか工事中の仮設部室が鉄骨造2階建て延べ240平方b。解体される既存施設規模は武道場が鉄骨造2階建て延べ781平方b、部室1がコンクリートブロック一部鉄骨造2階建て延べ244平方b、部室2がコンクリートブロック造2階建て延べ269平方b、屋外便所が同造平屋26平方b。場所は今治市中日吉町3ノ5ノ47。

提供:建通新聞社