熊本県は、広域防災拠点構想に基づき新築する(仮称)熊本県総合防災航空センターについて、くまもとアートポリス(KAP)事業で取り組む方針を固め、設計者を指名型プロポーザルで選定する。このほど県外の設計事務所等5者を指名。8月26日に公開審査する。
指名したのは、国内外で活躍する小川次郎(日本工業大学教授)、SALHAUS一級建築士事務所、陶器浩一(滋賀県立大学教授)、福島加津也+冨永祥子建築設計事務所、古森弘一建築設計事務所の5者(敬称略)。業務にあたっては、県内設計事務所との共同企業体結成を指示しており、審査員、プロポの最優秀設計者と個別面接し決める。
公開審査は、8月26日正午から県立大学大ホールで開催。建築家でKAPコミッショナーの伊東豊雄氏を審査委員長に建築家ら計7人が審査する。
総合防災航空センターの計画地は、菊陽町戸次地内。防災消防航空センターと県警航空隊基地を一体的に整備する。規模は2階建て以下、延べ面積1910平方b以下を想定している。
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西日本建設新聞社