豊田市は、都市計画道路高橋細谷線の4車線化に伴い、矢作川に架かる「竜宮橋」の下流側に新橋を建設するほか、合わせて既設橋の耐震補強を計画している。詳細設計を9249万円(税別)でオリエンタルコンサルタンツ中部支店(名古屋市中村区)に委託、2016年3月下旬までの履行期限で内容を詰める。
計画によると、新橋は橋長約220b、幅員約12bの4径間連続鈑桁橋を予定。今回の委託で詳細設計とともに施工スケジュールなどを検討し、成果を基に河川管理者と協議を進める。このほか、既設橋では、橋台と橋脚にコンクリート巻き立て工法による耐震補強を実施する予定。
同事業は、国道301号の野見小学校西交差点から国道248号の下市場町5交差点までの延長約2・2`を対象に4車線化を進める。北から御立野見工区、竜宮橋工区、長興寺第1工区、長興寺第2工区の4工区に分割しており、御立野見工区では排水路の付け替えなど準備工事を進めている。
全体の道路予備設計や施工計画などはパシフィックコンサルタンツ中部支社(名古屋市西区)が担当、御立野見工区の詳細設計は開発虎ノ門コンサルタント中部支店(名古屋市千種区)が担当した。
提供:建通新聞社" target="_blank">