日本工業経済新聞社(群馬)
2015/08/04
【群馬】IC設置・関連道路建設同盟会が総会
関越自動車道IC設置及び関連道路建設促進期成同盟会(会長・山本龍前橋市長)は7月31日、前橋テルサで本年度の定例総会を開催した。役員改選案や国土交通相、ネクスコ東日本関東支社長、知事、県議会議長に対する要望書案を審議し、いずれも全会一致で承認。山本会長の再任を決めた。
冒頭、山本会長はあいさつで、日ごろの関係機関とのパートナーシップに謝意を表した。来賓を代表して、上原幸彦県県土整備部技監は「駒寄スマートICのアクセス道として整備する一般県道南新井前橋線の3期工区に着手した。引き続き皆さまのご支援ご協力をお願いしたい」、岩井均県議会議長は「駒寄スマートICは周辺地域にさまざまな効果をもたらしている。(仮称)赤城榛名広域道路も早期の整備が望まれる」とそれぞれ述べた。
総会で承認された要望書では、国土交通相、ネクスコ東日本関東支社長、知事、県議会議長に対し駒寄スマートICの大型車対応化整備への協力支援を求めた。また、知事と県議会議長に対しては(仮称)赤城榛名広域道路全線の県道昇格と建設促進も要望した。
駒寄スマートIC大型車対応化に向けては本年度、測量や設計などに着手し、2017年度末の完成を目標に進めていく。一方、そのアクセス道路となる南新井前橋線整備は現在、2期工区、3期工区、日輪寺工区で事業が進められている。