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建通新聞社(中部)
2015/08/04

【岐阜】可茂聖苑の新火葬場 パシコンが建設事業者選定支援

 可茂衛生施設利用組合(管理者・冨田成輝可児市長)は、新火葬場建設の事業者選びまでを支援する「建設業者募集要項等作成業務」をパシフィックコンサルタンツ岐阜事務所(岐阜市)に委託する。4社が応募し、3社が参加したプロポーザルから、同様業務の実績面で評価が高かった同社を契約候補者に決めた。
 新火葬場建設事業は、同組合が運営する既存斎場の「可茂聖苑」が老朽化してきたため、PFI(BTO)方式で美濃加茂市蜂屋町下蜂屋伊瀬入会粟地37ノ7ほかの敷地面積約2万8000平方bに火葬、待合、管理の3機能を持つ施設を整備する。同組合では、パシフィックコンサルタンツ岐阜事務所の事業支援を受け、2016年度に建設事業者を募集する。
 建設スケジュールによると、17年度に実施設計を行い、同年度で建設工事に着工する。竣工は18年度で、19年度から新火葬場の供用を始め、旧火葬場の撤去工事を行うとしている。
 既に環境影響調査は中日本建設コンサルタント岐阜事務所(岐阜市)に16年秋完了で委託。また地質調査は長大岐阜営業所(可児市)に12月完了予定で委託している。
 可茂衛生施設利用組合は、美濃加茂市、可児市、加茂郡、可児郡で構成する一部事務組合。

提供:建通新聞社