日本工業経済新聞社(埼玉)
2015/08/03
【埼玉】志木市が富士前田子山事業廃止含め検討
志木市は区画整理事業による基盤整備が計画されているものの長期未整備となっている富士前田子山地区について、事業の廃止・縮小、事業手法転換など方針を検討し、2016年度以降、地元との調整を開始する。
富士前田子山土地区画整理事業は本町2丁目・3丁目の各一部、14・64haを対象に計画的な開発を推進するため、1960年に都市計画決定された。
しかし、西原特定土地区画整理事業へ先行して着手したことなどから事業認可の取得に至っておらず、無秩序な開発が進み、区画整理事業を実施するための種地が十分に確保できない状況となっている。
検討業務はパスコさいたま支店が16年1月29日納期で担当している。現地調査を実施、県の長期未着手土地区画整理事業区域に係る市街地整備指針に基づく課題を抽出・整理し、方針を検討するための基礎資料を作成する。