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日刊建設工業新聞
2015/08/03

【鳥取】今井航空機器が鳥取工場を建設/飛騨建設(岐阜)担当で着工準備進む 新津ノ井工業団地に投資総額49億円・鉄骨造1万2千u新築

 岐阜県各務原(かがみがはら)市に本社がある航空機関連部品製造の今井航空機器工業(今井哲夫代表取締役)が航空機関連部品の試作・研究開発の拠点工場として、鳥取市広岡208−1の新津ノ井工業団地に建設する鳥取工場は、岐阜県高山市に本社がある飛騨建設の設計・施工にすでに決まっているが、9月から建築工事に着手する予定。工場建設に必要な工場立地法に基づく届け出手続きはすでに終えており、現在、確認申請作業を進めている。8月から準備工事に入る見通し。
 計画では1期計画として、1万1825平方bの敷地に鉄骨造平屋・一部3階建て延べ床面積約1万2000平方b(建築面積約8000平方b)の工場を新築する。2016年2月から一部操業開始する予定しており、16年4月から本格的に操業を始める見通し。また、2期計画として延べ床面積約6000平方bの工場を増設することが固まっている。4月22日に知事公舎で行われた同社と県及び鳥取市との工場設置に伴う調印式での工場概要の説明によると、投資総額は49億1200万円で、内訳は用地が4億1200万円、建築費が13億円、設備費が32億円を見込んでいる。