多治見市は、新たに企業誘致を行うため、長瀬テクノパーク開発事業を進めており、2016年度早々に造成工事と取り付け道路工事を発注したい考え。工事を16、17年度の2カ年で行い、18年度に分譲開始を予定している。
敷地は長瀬町の多治見カントリークラブ近隣地の粘土採掘場で現在は民有地。用地交渉を15年度内に完了させたい考え。
造成工事は平場面積約11〜12fを盛り土中心に行う。取り付け道路は住宅団地ヒルトップ若葉台と市道314300線を結ぶ交差点から分譲区画までの延長約500bの新設を行う。測量設計はテイコク東濃支店(多治見市)で進めている。設計期間は16年3月31日まで。
市と多治見市土地開発公社の共同で事業を進めており、市が企業誘致活動を、土地開発公社が工事発注などを行う。総事業費は約32億円。
分譲区画は1区画を予定している。分譲地には製造業や研究所など雇用促進が図られる企業を誘致する。市ではこれまでにもオーダーメイド的な開発によりアマゾンジャパン・ロジスティクスやトヨタ自動車の企業誘致に成功しており、今回も1者に向けた企業誘致活動を展開する方針だ。
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建通新聞社