高知県幡多土木事務所は、黒潮町にある佐賀漁港と田野浦漁港で、漁港施設の長寿命化を図るための水産基盤ストックマネジメント工事を2015〜16年度の2カ年で進める。詳細設計を10月末ごろまで進める予定になっており、早ければ11月に15年度施工分を予算の範囲内で発注する。
佐賀漁港で予定している工事内容は、東防砂堤の延長14・2bで本体基礎補修、護岸(T)の延長41・4bで本体基礎補修とひび割れ補修、マイナス3b北岸壁の延長21・8bで上部工補修と擁壁工補修、マイナス3b岸壁Uの延長80bでエプロン打ち替え、マイナス1・5b佐賀物揚場の延長27・2bで上部工打ち替え、横浜3号物揚場の延長180bで本体断面補修とエプロン打ち替え、佐賀物揚場の延長90・5bで舗装打ち替えと断面修復。
田野浦漁港で予定している工事内容は、田野浦導流堤の延長31・3bで本体基礎補修とひび割れ補修、3号護岸の延長97・4bで本体基礎補修、内突堤の延長30bで上部工打ち替えとひび割れ補修、マイナス3・0b岸壁の延長152・7bで本体基礎補修とエプロン補修、3号物揚場の延長13bで本体基礎補修とエプロン補修、4号物揚場の延長75・5bで本体基礎補修とエプロン補修。
両漁港とも設計はエイト日本技術開発高知支店(高知市)が担当。
提供:建通新聞社