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日刊建設工業新聞
2015/07/31

【鳥取】県土整備部/担い手育成に向けて初の講座で40歳以下40人募集

 県土整備部は、10月の「2級土木施工管理技術検定試験」に向けた直前対策講座を9月から10月にかけて中部総合事務所で開講する。難易度が高い「実地試験」に絞り込んだ集中研修で、受講対象者は県内建設業に所属する40歳以下の技術者。
 土木2級の資格について、同部は「建設技術者として最低、必要な資格」(技術企画課)と話しており、資格取得者を増やすことによって担い手の育成につなげる。
 講座は二段構えで構成され、9月15・16日の第1回では施工経験記述対策を演習。9月下旬の連休期間中を論文作成に充て、10月6・7日の第2回の講習では論文を添削・復習して完成させる。その後、全国建設研修センターが10月25日に実施する検定試験に備える。
 受講の申し込みは県技術企画課まで。先着40人。同部の「スキルアップ研修フォロー事業」の活用が可能で、事業者は研修参加者の業務を穴埋めする人件費(1日当たり1万円)が受給できる(別途申し込み)。
 また、県土木施工管理技士会が2級検定試験の準備講習会を9月8〜10日の3日間、湯梨浜町・水明荘で開くことにしており、併せて受講すると効果的。
 県が開講する2級実地試験対策のプログラムは次の通り。会場は県中部総合事務所・201、202会議室。
※第1回講習会
▽9月15日=午前・施工経験記述対策、午後・課題試験対策、質疑応答。
▽9月16日=記述試験対策の演習。
※第2回講習会
▽10月6日=提出された論文の講評、復習。
▽10月7日=講評論文の復習整理、論文の完成。