建通新聞社(中部)
2015/07/31
【愛知】海部農林 立田地区の用水路工新規実施
愛知県海部農林水産事務所は、2015年度からの新規地区として、特定農業用管水路特別対策事業で立田地区の用水路工を行う。工事は早ければ16年度から実施する。
同地区は、愛西市立田町、山路町、小茂井町、森川町で受益区域123fの水稲中心の農業地域。用水路は、1975年に団体営木曽川用水関連土地改良事業で、石綿セメント管を中心に使用したパイプライン化されている。敷設から40年以上が経過しており、老朽化なども進んでいることから、更新する。
現在、調査・測量・設計を若鈴コンサルタンツ(名古屋市西区)で進めている。委託工期は16年3月18日まで。
業務は、径75_〜450_の塩化ビニル管を、面整備を中心とした更新工事を行うための測量・設計を実施する。延長は20・5`。一部河川や県道下、深い箇所などは鋼管が敷設されている場合もあるため、管更生などで検討する。また、地質調査や試掘もあわせて行う。
同事業は、事業費が9億9800万円。うち、工事費が7億6400万円。2016年度から工事着手し、20年度に事業を完了させる予定だ。
提供:建通新聞社