『出島表門橋及び周辺整備デザイン検討会議』
より出島が引き立つ風景を検討
出島プロジェクトの一環として、出島周辺整備や表門橋、中島川における整備検討等を進めている『出島表門橋及び周辺整備デザイン検討会議』の第6回会議が24日、長崎ブリックホールで開かれた。
今回の議題は、@今後のスケジュールの確認A4月の遺構確認から発掘調査に至る報告及びそれに伴う橋台の設計についてB公園の設計についてC11月に開催予定のシンポジウムや今後のコミュニケーション戦略について―の4点。
協議の結果、@のスケジュールについては、以下の表の通りに進めることが決定したほか、Aの発掘調査の報告については、再度整理して報告することとなった。
Bの公園の設計では、前回委員会での意見を鑑み、トイレの入口に雨天時を考慮して庇を設け、全体の形が綺麗に納まることと、維持管理の観点から片流れの屋根を設置。また、軒を出すことによって外壁面の保護に配慮したプランが採択された。このほか、植栽のあり方や、照明、案内・誘導サイン及びガラスサイン(歴史解説サイン)、露出石積み等は、次回会議までに再度検討される。Cのシンポジウムについては、デザイン的な事ばかりではなく、歴史的なテーマも活かしていくことが検討される。次回会議は10月下旬ごろを予定している。