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日本工業経済新聞社(群馬)
2015/07/30

【群馬】高崎土木と建災防高崎分会が建設技術者研修会

県高崎土木事務所と建設業労働災害防止協会群馬県支部高崎分会は29日、高崎市総合福祉センターで建設技術者研修会を開いた。これは、工事品質の向上を図るために毎年実施しているもので、今回から建設業者による施工事例の説明を行うことになった。
冒頭、同事務所の須田広副所長は「本日の研修で1つでも2つでも技術を吸収できれば」とあいさつ。同協会の関口功分会長も「どうしたら良い仕事ができるのかを学び、この研修が技術向上のきっかけになれば」と期待した。
講師には、厚生労働省高崎労働基準監督署の鈴木淳安全衛生課長と県契約検査課の保母龍一検査第一係長を招いた。
鈴木課長は「建設業における労働災害防止について」、保母氏は「完成検査における留意点」をテーマにそれぞれ講義。
現場発表では、岩井・川崎JVの湯本一義氏と櫻井幸治氏による「人道橋築造工事」(桜観音橋)と、研屋の清水淳氏による「路体盛土の品質管理について」(農村漁村地域整備榛名工区2工事)の発表が行われ、現場代理人が施工における課題や注意点、工夫したポイントなどを詳しく解説した。