多治見市は、2019年4月の開園を目指し、精華小学校附属幼稚園と愛児幼稚園を統合した精華小学校附属愛児幼稚園(仮称)を新築する。精華小学校附属愛児幼稚園建設検討委員会を8月1日に設置し、15年度内に同委員会で基本構想案を策定する。基本設計は16年度、工事は17年度に着手する方針だ。
委員会は現在の精華小附属幼稚園と愛児幼稚園の園長、保護者代表ら12人で構成する。第1回の会合を8月下旬に開き、統合理由などを市が説明する。15年度内に4〜5回の会合を開き、基本構想案までを策定する。
統合は既存施設の老朽化と園児の減少のほか、両幼稚園が精華小学校区内にあるため計画された。
統合幼稚園の規模は未定だが定員は180人を予定している。計画では既存の精華小附属幼稚園を取り壊し、跡地に統合幼稚園を新築する。工事期間中は愛児幼稚園を仮の園舎として使用する。
精華幼稚園の敷地面積は1930平方b。既存園舎の規模は精華小附属幼稚園が鉄骨造平屋527平方b、愛児幼稚園が鉄骨造平屋791平方b。定員は各90人。
所在地は精華小附属幼稚園が十九田町2ノ119。愛児幼稚園が弁天町1ノ7。
また統合幼稚園完成後の愛児幼稚園跡地の活用方法については未定としている。
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建通新聞社